牛肉で珍しい部位を見つけると試さない訳にはいかなくなります
「カッパ」とは、牛の前腹の皮と脂身の間にある赤身中心のスジ肉のこと。
堅めなので、煮込みで食べることも多いそうですが、濃厚な旨味があるので、
顎の強い人には焼いて食べる方が適した部位かもしれません。
焼く場合は、薄目にそぐようにして切るか、
スジの部分に隠し包丁を入れて軽く火を通します。
表面は香ばしくすると旨味が引き立ちますが、
中の焼きすぎに注意が必要です。
米油には余計な香りがないので、牛肉の香りそのものを生かしてくれます。
牛カッパの焼肉 プチヴェール添え
《材料・分量(4人分)》
牛カッパ 300g
プチヴェール 100g
塩 小さじ1/2
黒こしょう 少々
ボーソー米油 小さじ2
チリペッパー 適宜
《作り方》
① カッパはスジの部分に格子状に細かく隠し包丁を入れ、食べやすい大きさにカットする。
② フライパンに浅くボーソー米油小さじ1を入れ、カッパを焼き過ぎに注意しながら表面を香ばしく焼く。焼けたら取り出す。
③ 同じフライパンにボーソー米油小さじ1を入れ、プチヴェールを炒める。
④ 皿に盛りあわせ、塩、黒こしょう、チリペッパーをふる。
カッパを見かけたら、ぜひお試しくださいね。
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