Maggie’s Tokyo Projectのプロジェクトメンバーの方を中心に、
お料理教室の講師をつとめさせて頂きました
Maggie’s Tokyo Projectをご存知ですか?
まずは「マギーズセンター」の概要から
マギーズセンターは、イギリスのがん患者とその家族、及び友人らのための「がん無料相談支援施設」です。
創始者のマギー・ケズウィック・ジェンクスが、二人の子供を残して53歳でがんで亡くなったのは1995年です。
余命数ヵ月の宣告を受けたマギーが、入院中に望んだものは、病院からいつでも行ける我が家のような空間と、患者側に立った信頼のできるがん情報を得ることでした。
マギーズセンターと名付けられた施設は、がん患者はもちろん、その家族、友人らの誰もがいつでも訪問することができ、外でボランティアのすすめるお茶を楽しむことができます。
そして、がん専門の看護師への相談や心理療法士によるカウンセリング、運動療法士や栄養士による様々なプログラム、また、給付金等のアドバイスなどを無料で無期限に受けることができます。
1996年のエジンバラの開設から、2014年現在では、英国で15カ所のセンターが運営され、7カ所が設立準備中です。
2013年には英国以外はじめて香港で設立されました。
この日は「第7の栄養素」として注目を浴びている「フィトケミカル」を中心とした、
アンチエイジングレシピをレッスンしました。
この日のレシピは、
「スモークサーモンと秋野菜のサラダ」
「大豆粉のケークサレ」
「鶏肉のプロヴァンス風煮込み」
「ブルーベリーのレアチーズケーキ」
の4品です
みなさん真剣に聞いて頂いてます
デセール作っています
こちらはプロヴァンス風煮込みの調理過程です。
「スモークサーモンと秋野菜のサラダ」
高野豆腐のクルトンがアクセントです。
スモークサーモンには抗酸化成分のアスタキサンチンが多く含まれています。
「大豆粉のケークサレ」
植物性たんぱく質たっぷりです。
パプリカにはカプサンチンと言われる赤い色素が含まれています。
このカプサンチンは辛み成分のカプサイシンとは違うんですよ。
「鶏肉のプロヴァンス風煮込み」
抗酸化作用のあるリコピンを含むトマトをたっぷり使って煮込みます。
鶏もやわらかく仕上ります、
「ブルーベリーのレアチーズケーキ」
ブルーベリーには目に良い成分アントシアニンが含まれています。
最後は参加者のみなさまとご一緒に
Maggie’s Tokyo Projectの共同代表の鈴木美穂さんや、
チームのみなさんのお話を伺っていて、
マギーズセンターが日本に出来ることの必要性を強く感じました。
そして私が管理栄養士として出来ることを、
みなさんと一緒に考えていきたいと思いました。
Maggie’s Tokyo Projectの活動を私も応援していきたいと思います
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