明治大正時代のアンティークに彩られたカフェ「陽燈館」
同志社にほど近い、今出川室町にひっそりとたたずんでいます。
扉を開くと、ステンドグラスとレトロなあかりたちが織り成す、
暖かみのある空間が広がります。
それは時空を超えて遥かなるロマン漂う不思議な世界。
現在はデイタイムのみの営業で、
ステンドグラスから差し込むあかりと香り高い珈琲を楽しむことが出来ます。
この陽燈館で1月に限定3日間、
ゆらめくランプのあかりのもと、
ワインとお食事を楽しむ夕べを開催いたしました。
ワインは陽燈館のプロデューサー、近藤さゆ里さんのセレクト。
そしてお料理は私が担当させて頂きました。
メニューは、
前菜
・実山椒入り豚肉のリエット
・蛸のジェノベーセソース
・陽燈館サラダ
主菜
・仔牛ほほ肉の赤ワイン煮 りんごとじゃがいものピュレ添え
・陽燈館ロールキャベツ
など
「陽燈館サラダ」
豆腐を使ったクリーミーなソースの上に、
ステンドグラスに見立てたカラフルなお野菜、
シャキシャキの水菜をのせていきます。
そして最後に生のマッシュルームを薄くスライスして、
特製マスタードドレッシングをかけて頂きます。
良く混ぜて食べて頂くと、
白和えの様な不思議な食感を楽しむことが出来ます。
使ったお野菜はスイスチャードというカラフルなお野菜
紅色、橙色、黄色、桃色、緑色
まるでステンドグラスそのもの。
とっても綺麗なお野菜です。
「仔牛ほほ肉の赤ワイン煮 じゃがいもとりんごのピュレ添え」
1月のお料理教室でもご紹介した「仔牛ほほ肉の赤ワイン煮」
今回は陽燈館のために、作り方を変え濃厚なソースに仕上げました。
しっかりした味わいなので、付け合わせは包み込むような味わいのピュレに。
じゃがいもだけではなく、りんごを少し加えることで、
爽やかな酸味と甘みをプラスしました。
もうひとつのメインの
「陽燈館ロールキャベツ」はソースに特徴があります。
詳細は食べた方にだけわかるように、秘密にしましょうね。
1月はトライアルで開催でしたが、
知り合いの方に来て頂き、暖かくて素敵な会になりました。
夜の営業は期間限定で完全予約制です。
次回は3月28日、29日を予定しております。
お問い合わせ・ご予約は
『陽燈館』
TEL:075-411-1155
(営業時間10:00~18:00)
まで
お近くの方はもちろん、
ご旅行で京都にいらした際にも、
陽燈館でゆっくり時空(とき)を愉しんでくださいね。
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